オーガニック&フェアトレード紅茶を世界へ|LEMURIA
孤独を愛する人のための紅茶 / ONDE
孤独を愛する人のための紅茶 / ONDE
受取状況を読み込めませんでした
【孤独を愛する人のための紅茶 / ONDE 】
紅茶の仕事を20年近く続けてきて、毎年毎年、クリスマスティーなるものを購入し、ものすごい数、飲んできたのですが・・・クリスマスティーって、パッケージも派手でとっても華やかなブレンドが多いんですよ。「キラキラ!」「眩しい!!」みたいな・・・見た目だけじゃなくて、味わいもスパイスやフレーバーがしっかり効いていて、茶葉に花びらやハーブが混ざっていて、いかにも「パーティー仕様になっております」と言わんばかりの華美な仕上がりで、それはそれで限定感もあってワクワクするし、おいしいし、素敵なんですけど・・・ 私、キリスト教徒ではないのですが クリスマスがものすごく好きなんです。イルミネーションで街もショップもキラキラして、クリスマスソングが流れて、なんとなくルンルンと浮き足っちゃうじゃないですか?だけど、あまりに街中がキラッキラしたり、クリスマスになると急に周りの人達が 「家族」と「友達」と「恋人」とっていう雰囲気になって、普段はものすごく楽しく粋に「おひとりさま」を満喫している方々が〝不必要に〟孤独になるというか・・・感じなくてもいい「孤独」を感じさせられるのが、ミーハーなりにクリスマスを愛する者としては、なんとなくイヤで・・・(もちろん、そんなことは1ミリも感じない人達も当然いると思うので、ほんと余計なお世話だとは思うんですけど!笑)
もしも私がブレンドするならば、キラキラと輝くようなパーティー用のクリスマスティーは、他社さんにお任せして・・・お家でひとり、毛布に包まってマグカップで飲むようなやさしいやさしい、あったかいクリスマスティーがいいなって、ずっと思ってたんです・・・15年以上!!笑
しかも、私は学生の頃から飲食店や販売業でアルバイトをしていて、クリスマスは、ずっと働いていたんですよ(今年ももちろん)。飲食でも販売でもサービス業に従事する人にとってのクリスマスは、目の回るような忙しさの中、ボロボロになるまで働いて、そのまま年末商戦に突入していくという、ぶっちゃけ本物の〝戦場のメリークリスマス〟なんですよ?!(きっと頷いてる人がたくさんいるはず!!)だからこそ、そんな風に誰かの楽しいクリスマスのために がんばっている人達が・・・ヘトヘトでお家に帰ってきて、カバンを投げ出し、ケトルでお湯が沸いてくる音を聞きながら、部屋着に着替えて、紅茶を淹れて、そのままバタッとソファに倒れるように座り込んで、ホッと一息この紅茶を飲んだ瞬間に、ブランケットに包まれるように、やさしく、静かに、でも一気に、クリスマスを感じられるような・・・そんな心身ともに癒されるブレンドが欲しくて、欲しくてですね。作ってしまいました!!15年分の熱苦しい想い&余計なお世話を乗っけて。そもそもクリスマスって日本で言うところのお正月みたいなものですよね?なので、年末にひとりで日記を読み返して「今年はあの方にお世話になったなぁ」とか「私、今年もすごくがんばったなぁ」って、誰かに感謝したり、自分を褒めてあげたりしながら、もしくは、新しい手帳を開いて「来年はこんなことしたいな」 「どこどこに旅行に行きたいな」と新年の抱負や夢を思い描いたり、ワクワクと楽しい計画を立てたりしながら、マグカップで飲んで欲しいなって思って作りました。それで、毎年、「クリスマスティーへの熱い想いを語らせて!!」と張り切り、翌年もまた初めて作ったみたいに得意気に語っていたら、ついにお客様から「おいしかったから、クリスマスシーズンが終わっても買いたいなぁ」というお声をいただき、待ってましたと言わんばかりに〝クリスマスティー〟から〝ウィンターブレンド〟という名前に変えて、2月頃まで販売するようになったんです。そして、とうとう今回、この新ブランドを立ち上げる時に「私の渾身のクリスマスティーは、本当においしいっていう自信があるから、お客様に1年中、飲んでもらいたい」という気持ちがムクムク湧き上がってしまい・・・もともとこの紅茶は、日頃、おひとり様をおおいに謳歌し、楽しんでいる方々のために作ったものだから、『孤独を愛する人のためのブレンド』という名前にしたらいいじゃないか!!!ということで、もうこの際だから〝1年中飲めるクリスマスティー〟にしちゃえ!!!ってことになりました。1年中、ずっとクリスマス気分で浮き足立っているような遠藤が作ったのですから、いいでしょ?!アリでしょ!!
ここで、「孤独」というものについて、書かせてもらってもいいですか?(完全なる個人的な意見というか、遠藤の独断と偏見なんですけど)私、経営者になる前から、世間でよく聞くところの「経営者は孤独だ」っていうフレーズが、あまりピンとこなくて、家族や恋人と仲睦まじく暮らしていても、賑やかな友達や仲間が多くても、みんな、死ぬ時はひとりなんだから、「人は、みんな平等に孤独でしょ」って思っていたんです。孤独を感じない人なんて、世の中にいるんだろうか?「経営者は孤独」っていう言葉に「俺の気持ちなんて、誰にもわからないだろう」みたいな特別感とか、優越感みたいなニュアンスを感じてしまい、「いやいや、経営者だけが孤独だなんて、孤独だと偉いの?なんかそれって傲慢じゃない?」と思っていました(ここだけの話)。経営者に限らず、誰もが何かのタイミングで孤独を感じる場面に遭遇することあるでしょうって・・・でも、実際に会社をやってみると「こ、こ、これが、諸先輩方が仰っていた〝経営者は孤独〟ってやつなのかしら」という気持ちになったりしました!!笑 それでやっと、先輩方は、「経営者だけが孤独」という意味で言っていたのではなくて、「経営者だけが感じる種類の孤独がある」ということを言いたかったんだなと知りました。
だから、いろんな種類の、いろんな大きさや深さの〝孤独〟が世の中には存在していて、痛いものやキツいもの、切ないものも重たいものも、当然あって、でも、逆にそれは、自分だけが感じられる、その人だけが独り占めできる感覚であって、言うなれば、他の誰にも侵食されることのない聖域であって、とても尊いもののような気がしたんです。本当の孤独は、寂しいものでも、悲しいものでもなく、実は、ひんやりと美しく、とても心地よいものなんじゃないかと思ったんです。
だからこそ、この甘くやさしく香るスパイスティーが、ゆるやかに心地よくあなたのその「美しいひんやり」を暖めてくれたらと思います。遠藤の熱苦しい愛とお節介に包まれて このブレンドを飲んでもらえたら嬉しいです!笑 ちなみにこのブレンドは、ミルクともよく合いますが、できればストレートで、そして、ティーカップではなく、是非とも、お気に入りのマグカップにたっぷり入れて、飲んで欲しいのです。
トップの甘さは、まずシナモンがしっかりと主張してきて、口に含むとクローブの僅かにピリッと感じる辛味やスターアニスのほのかな苦味がやさしく滲み、そして、この2つのスパイスで甘さに厚みが増していきます。全体を爽やかにまとめるのが隠し味にブレンドされたオレンジピールです。そして、スパイスだけでなく、茶葉も原産国もロットも違う2種類の有機紅茶をベースに使っているので、スパイスと重なり合う奥深い複雑味もあり、まろやかなマウスフィーリングに仕上がっています。暖かくて心地よいティータイムを過ごしてください。
[レシピ](約2杯分)
お湯の量 : 約400ml
茶葉 : 約5g(ティースプーン山盛り2杯)
蒸らし時間 : 5〜6分
[紅茶のおいしい淹れ方]
1. ポットとカップをしっかり温める。
2. 品質のいい茶葉を使う(用途に合った茶葉を選ぶ)
3. ティースプーンなどを使い、茶葉を正確に量る。
4. 新鮮な汲みたての沸かしたての湯を使う。(沸騰したての熱湯)
5. ティータイマーなどを使い、時間を正確に測る。
[ポイント]
紅茶のおいしい成分タンニンは、80℃以上の高い湯温で、ゆっくりと溶け出すという性質があるため、抽出中になるべくお湯の温度が下がらないようにティーポットをしっかりと温め、できるだけ熱いお湯で淹れ、蒸らし時間をしっかりととることが大切なポイントです。
ティーカップ1杯あたり、茶葉は約2.5〜3gで、お湯の量150〜200mlが一般的で、蒸らし時間は、茶葉の品種や形状(大きさ)によって異なります。
[内容]
原材料:紅茶、シナモン、クローブ、オレンジピール、スターアニス
原産国:日本、ネパール、ベトナム、スリランカ他
内容量:28g/パック
賞味期限:製造日から3~4年
保存方法:直射日光及び高温多湿を避けて保存してください
[サイズ]
サイズ: 縦17cm × 横11cm × 奥行5cm
(スタンディングパックの状態でおよそのサイズ)
